후리가나로 읽는 일본 고전
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とうせいかつしゃ
党生活者
小林 多喜二
小林 多喜二의 党生活者(とうせいかつしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 65,537자 · 130화면
「雑談でもしようか」ニコ/\そう云い出すと、「得意のやつが始まったな!」と太田が笑った。用事を片付けてしまうと、私は殆んどきまって「雑談をしようか」と、それも如何にも楽しそうに云い出すので、今ではそれは私の得意の奴という事になっていた。ところが、私は此頃になって、自分がどうして「雑談」をしたがるのか、その理由に気付いた。――私たちは仕事のことでは殆んど毎日のように同志と会っている。が、その場合私たちは喫茶店でも成るべく小さい声で、無駄を省いて用事だけを話す。それが終れば直ぐその場所を出て、成るべく早く別れてしまう。これと同じ状態が三百六十五日繰りかえされるわけである。勿論私はそういう日常の生活形態に従って、今迄の自分の生活の型を清算し、今ではそれに慣れている。然し留置場に永くいると、たまらなく「甘いもの」が食べたくなり、時にはそれが発作的な病気のように来ることがあるのと同様に、私の場合ではその生活の一面性に対する反作用が仲間の顔をみると時には雑談をしようという形をかりて現われるのであるらしい。だが、この気持は普通の生活をしている太田には、何か別な極めて呑気な私の性格位にしか映っていないし、時々ビーヤホールなどで大気焔を挙げられる彼には、私の気持に立ち入り得る筈がなく、時には残酷にも(!)雑談もせずに帰っ