후리가나로 읽는 일본 고전
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とうせいかつしゃ
党生活者
小林 多喜二
小林 多喜二의 党生活者(とうせいかつしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 65,537자 · 130화면
て行くことがあるのである。
太田は「雑談」をすると云って、工場の色々な女工さんの品さだめをやって帰って行った。彼は何時の間にか、沢山の女工のことを知っているのに驚いた。
「女工の惚れ方はブルジョワのお嬢さんのようにネチネチと形式張ったものではなくて、実に直接且つ具体的なので困る!」
そんなことを云った。
「直接且つ具体的」というのが可笑しいので、私たちは笑った……。
二
一度ハッキリと「党」の署名の入ったビラが撒かれてから、倉田工業では朝夕の出入が急に厳重になった。時期が時期だし、製造しているものが製造しているものなので、会社も狼狽し始めたのである。私の横で働いている女工が朝キャッといって駈け込んできたことがある。それは工場の出入の横に何時でも薄暗い倉庫の口が開いているが、女が何気なく其処を通ると、隅の方で黒い着物を頭からかぶった「もの」がムクムクと動き出したというのである。ところが、後でそれが守衛であることが分った。これなどからでも、彼奴等が如何にアワを食っているか分る。
戦争が始まって若い工場の労働者がドン/\出征して行った。そして他方では軍需品製造の仕事が急激に高まった。