일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

やつがたけのまじん

八ヶ嶽の魔神

国枝 史郎

国枝 史郎의 八ヶ嶽の魔神(やつがたけのまじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,664자 · 323화면

아오조라 문고

さていつ頃出立するな?」

「事は急ぐに限ります。明早朝お暇を賜わり、諏訪へ参るでござりましょう」

「供揃い美々しく致すよう」

――で、その翌朝、大供を従え、鏡葉之助は発足した。玲瓏たる好風貌、馬上手綱を掻い繰って、草木森々たる峠路を伊那から諏訪へ歩ませて行く。進物台、挿箱、大鳥毛、供奴、まことに立派な使者振りである。

中一日を旅で暮らし、その翌日諏訪へ着いたが既に飛脚はやってある。使者の行くことはわかっている、諏訪家では態々人を出し、国境まで迎えさせたが、まず休息というところから城内新築の別館へ丁寧に葉之助を招待た。

翌日が正式の会見日である。

その夜諏訪から重役が幾人となく挨拶に来たが、千野兵庫が来た時であった、葉之助は卒然と訊いた。

「お家は代々文学のお家柄、蔵書など沢山ござりましょうな?」

「さよう、相等ござります」

「文庫拝見致したいもので」

「いと易いこと、ご案内致しましょう」

兵庫は葉之助を導いて書籍蔵へ案内した。実に立派な文庫である。万巻に余る古今の書が整々然として並べられてある。

葉之助は心中感に耐えながら「ス」の部を根気よく調査したが、その結果ようやく探し当てたのは「水狐族縁起」