후리가나로 읽는 일본 고전
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きょうやくかいてんだん
共軛回転弾
海野 十三
海野 十三의 共軛回転弾(きょうやくかいてんだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,359자 · 21화면
と、人を喰った博士が、コップから水をごくりと飲んでいった。
「今のはベラントの失言でございます。博士、世界をたちまち慴伏させる新兵器といたしましては、どんなものを御在庫になっていましょうか」
「分っているよ。では案内しよう」
博士は、今日は珍らしく事の外御機嫌斜めならず、両特使を引連れて、研究室へ導く。
「ここにあるのが、訪問者の身許透視器だ」
と、博士は壁に嵌めこんである複雑な弱電装置を指し「入口の扉に近づくと、この人体周波分析器が働いて、その人物のあらゆる特徴と思想を分解し、こっちの自記記録紙の上にプリントするのだ。ほら、これが例のチーア卿の分だ。あとの二つが君達両人の分だ」
と、自動ピアノの鑽孔布のようなものを引張り出して示す。ルスとベラントは、どっと冷汗をかく。
次の部屋は模型室だ。そこへ一歩を踏み入れた両特使は、棚にぎっちりと並んだ夥しい兵器模型にたちまち魂を奪われた。
「これは何でしょうか」
「これは何ですの」
「ああ、それは陳腐なものばかりじゃ。今列国の兵器研究所が、秘密に取上げているものばかりだよ。今頃そんなものに手をつけては手遅れじゃ。こっちへ来なさい」