일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しゃせいぶん

写生文

夏目 漱石

夏目 漱石의 写生文(しゃせいぶん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,550자 · 12화면

아오조라 문고

写生文と普通の文章との差違を算え来るといろいろある。いろいろあるうちで余のもっとも要点だと考えるにも関らず誰も説き及んだ事のないのは作者の心的状態である。他の点はこの一源泉より流露するのであるから、この源頭に向って工夫を下せば他はことごとく刃を迎えて向うから解決を促がす訳である。

社会は人間の塊まりである。その人間を区別すればいろいろできる。貴と賤ともなる。賢と不肖ともなる。正と邪ともなる。男と女ともなる。貧と富ともなる。老と若、長と幼ともなる。その他いろいろに区別ができる。区別ができる以上は、区別された一のものが他を視る態度は、一のうちにある甲が、同じく一のうちにある乙を視る態度とは異ならなければならぬ。人生観というと堅苦しく聞える。何だか恐ろしくて近寄りにくい。しかし煎じつめればこの態度である。隣の法律家が余を視る立脚地は、余が隣りの法律家を視る立脚地とは自から違う。大袈裟な言葉で云うと彼此の人生観が、ある点において一様でない。と云うに過ぎん。

人事に関する文章はこの視察の表現である。したがって人事に関する文章の差違はこの視察の差違に帰着する。