일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゃしんでんそうのしんぽう

写真電送の新法

寺田 寅彦

寺田 寅彦의 写真電送の新法(しゃしんでんそうのしんぽう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,382자 · 3화면

아오조라 문고

電信機が出来てからは、一本の針金に託して書を千里の外に寄せる事が出来る。電話機が発明されて以来は、一双の銅線に依って思いを百里の境に通わす事も出来る。この頃はまた写真電送機というものが成効に近づいて写真画図のごときものを一瞬間に遠距離に送る事さえ思いのままになろうという事である。

数年前よりドイツのコルン氏が研究を重ねた末今年に至ってほぼ成効した、いわゆるコルン式写真電送機の事は既に我邦の諸新聞雑誌に掲載せられた事があるので事新しく述べる必要もないが、簡単に云ってみれば先ず次のような仕掛けである。今送ろうと思う写真をゼラチンの膜に複写してこれを円筒形に巻き、筒の中心に軸をつけて廻転するようにする。丁度昔の蓄音機の蝋管のように、廻りながら一方に進行させる。筒の中にはセレニウムの紐を螺旋形に巻いたものがあって、これから出た針金が電池と目的地の受信機とに接続している。円筒の外線には小さいアーク灯があって強い一条の光線を送り、写真の膜を通じて筒中のセレニウムを照らす。そこでもし円筒を徐々に廻せば、光線は膜の諸点の濃淡に応じてあるいは強くあるいは弱くセレニウムの感光器を照らすようになる。