일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふゆのやま

冬の山

木暮 理太郎

木暮 理太郎의 冬の山(ふゆのやま)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,733자 · 8화면

아오조라 문고

秩父連山の素晴らしい色彩は、中仙道を上下する汽車の中から、一度でも其方へ眼をやった人に忘れ得ぬ印象となって残るであろう。山を展望するということは、極めて簡単で無造作ではあるけれども、これは愛山家に取りては、冬の重要なる行事の一に加えらる可きものであろう。

一般に夏山に登る人は残雪の多い山を好む。残雪が無いと高い山へ登っても何だか平凡なような気がする。夏の最中に冬の物である雪を見るということが非常に登山者を喜ばせる。南アルプスに登山者が少ないのは残雪に乏しいことが最大の原因であるとさえいわれている。

夏の残雪を喜ぶ心は、やがて冬の間全山白雪に埋められている時の壮観を想う。雪中登山がやって見たくなる。スキーが近頃になって非常な勢で流行するようになった一半の裏面には、斯様な心理状態が手伝っていることも事実であろうし、又雪中登山が行われるようになったことは、スキーの流行に負う所あるも事実であろう。それは兎に角、今日冬山の登山を行っている人達は、殆どすべてスキーを用いないものは無い。スキーを用いての登降は、雪の状態さえ甚しく不良でないならば、殊に降りに際しては、之に及ぶものはない。