후리가나로 읽는 일본 고전
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ふゆがれ
冬枯れ
徳永 直
徳永 直의 冬枯れ(ふゆがれ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,850자 · 48화면
彼は「合法的人物」で、法律に触れてる訳でもなンでもなかったのだ。しかしそれと入れ違い位に警察の男がやってきた。
「よウ、しばらくだね」
馬糞に汚れた県道筋を、一直線にとんできた自転車は、軒先にたっている鷲尾のまえで輪を描いてとまった。
「こんどは…………という訳かね」
軒先に自転車ごと入りながら、ブラシのような口鬚と、ブツブツのある肥った顔の四十男は、意地の悪いニヤニヤ笑いをした。
「お阿母の一周忌だよ、ちゃンと届けたじゃないか」
鷲尾はツイむきになったが、自転車の男は訳のわからぬ肯き方をしながら、煙草の火を点ける間もちらッちらッと、彼の肩越しに家ン中をのぞきこんでいた。
「女房子供づれだから、今度は勘弁してもらいたいな」
だんだん平静を取戻して冗談笑いにしながら云った。
「たかが一小説かきじゃないか、あンまり眼の仇にするなよ」
「………………」
相手は「ウフン」と笑っただけで、暫らくどっちも黙って寒い風の中にたっていたが、やがて自転車を向け換えると、その男は苦笑した顔をそっぽむけたままで呟いた。
「しかし何しろ、君ァこの土地じゃその方の草分だからな」
「………………」