후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅっぽん
出奔
伊藤 野枝
伊藤 野枝의 出奔(しゅっぽん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,423자 · 13화면
私は決して自棄なんかしない。勉強する、勉強する、そして私はずんずん進んでいく。こんなにぐずぐずしてはいられないと登志子はしっかり思い定めて光郎の手紙を最後にあけた。軽いあるうれしさにかすかに胸がおどる。
「オイ、どうした。俺は今やっと『S』を卒業したところだ。もうかれこれ十二時頃だと思う。明日から仕事が始まるのだから『早くねなさい』と相変らずお母さんがおっしゃってくださるのだが、こっちは相変らずの親不孝なのだから『え』とか何とかなま返事をしてまだグズグズ起きている。でこれから何かまた少しものをいって見ようと思う。
明日あたりまた手紙が来ることだろうと思うが――俺がこないだ書いた手紙はかなり向う見ずなものだったなあ、まあ、しかし俺はあんなことが平気で書けることを自分では頼もしいと思っている。俺は口に出して実はいってみたいといつでも思っているのだがなかなか口はいうことをきかなくて。三日の手紙はかなり痛快な気持ちを抱いて読み終わった。大分孤独をふりまわしたな、人間は孤独なものよ――深く突込んで思案したら、何人でも救われることのできない孤独の淋しさにおそわれるだろう。