후리가나로 읽는 일본 고전
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れっきょうかんしのちゅうしんにあるにほん
列強環視の中心に在る日本
大隈 重信
大隈 重信의 列強環視の中心に在る日本(れっきょうかんしのちゅうしんにあるにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,124자 · 10화면
二 我が国民は平和を愛す
何となれば、戦争の結果、一方でその目的を達し得れば宜しい様であるけれども、それが更に仇を結ぶの媒を為し、更に将来の大戦の種子を蒔くものであるとして、その次の大戦争がまたかくの如く更に新たなる仇を結んで、またその次の大々戦争の種子を蒔くものとすれば、人類はある周期を画して不断に相屠殺し合う事となる。かくの如くんば、如何にしてその繁栄を望む事が出来よう。これ相率いて絶滅の谷に急ぐものに非ずして何ぞ。彼等の抱く如き思想は、もはや眼前の一大惨禍を喫着して、実は甚だ行詰っているのである。隧道の前には山勢蹙まりて窮谷をなし、前に進むべき一条の路だに存せぬ。目下の状態はまさにかくの如くである。これから先に、果して隧道を開いて前方に進む事が出来るか如何か。もし隧道を開いて前方に進み得たならば、また広闊なる平野が眼前に展開されるであろう。
二 我が国民は平和を愛す
世界の各国民が、等しく迷謬に陥りつつあるとはいえ、独逸国民ほどに最も露骨に、且つ大胆に汎日耳曼主義を提唱し、政治、経済、哲学、科学の一切を軍国主義の下に統一して、その世界的野心を遂ぐるに汲々たる者は無い。