일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わかれのじ

別れの辞

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 別れの辞(わかれのじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 18,330자 · 37화면

아오조라 문고

宮崎が来たのはどれくらいたってだかよく分らないが、彼は一歩ふみこむと、そこに立止ってしまった。彼は眼が凹み、額から頬へかけた肉附がすっきりして、その両者が不調和な対照をなしていた。

「あなたの逢いたい人が来てるわよ。」

清子は彼を静葉の方に引っぱっていった。どういうものか、二人は初対面だった。

宮崎は静葉の顔をじっと見た。そしてそれきりだった。

「おい、宮崎君、握手をしよう。」

島村は彼を方を見やった。

「僕とですか……。」

宮崎は島村の眼を見入りながら、手を握りしめた。

「清ちゃん、お燗よ。」

おけいはやたらに清子を使った。彼女は長尾の側に坐って、猫のような手附をしながら、しきりに饒舌りたてていた。

私は島村に、金の都合がついたのかと聞いた。つかないが、済んだ、と彼は答えた。都合がつかないが済んだ、その言葉が謎のように長く私の耳に残った。

野口は芸者相手に、サンドウィッチの話をしていた。彼は三十幾種かを知っていた。牡鶏のとさかのはとてもうまいが、拵え方が下手では食えないそうだった。

宮崎が静葉の膝にすがって泣いていた。訳の分らないことを呟いていた。ふいに、だめよ、と静葉は叫んだ。