일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぜんきてんまやけ

前記天満焼

国枝 史郎

国枝 史郎의 前記天満焼(ぜんきてんまやけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 48,568자 · 98화면

아오조라 문고

番頭は松吉の顔を見た。

「いやそうかも知れませんねえ」

丁寧松は驚かなかった。

「それが本当かも知れませんねえ。実はね」というと丁寧松は、丁寧の調子を砕いてしまった。

「加賀屋の者じゃアないのだよ。連雀町の松吉なのさ。ちょっと見たいね、部屋の様子を」

「へえ、それじゃア親分さんで」

番頭はすっかり顫え上った。

「うん」と云ったがズイと上る。

「どうぞこちらへ……偉いことになったぞ」

不安に脅えた番頭を睨み、奥へ通った丁寧松は、またも丁寧な調子になった。

「ねえ番頭さん番頭さん、ビクビクなさるには及びませんよ。貴郎が人殺しをしたんじゃアなし、お咎めを受けるはずはない。だが」と云うときつくなった。

「嘘を云っちゃア不可ねえぜ!」

丁寧松ではなくなったのである。

胆を潰したのは番頭で、

「それでは昨夜のお侍様は、兇状持なのでございましょうか?」

「つまりそいつを調べに来たのさ。それで出張って来たってやつさ」

だがまたもや丁寧になった。

「立派な造作でございますねえ」

云いながら四辺を見廻したが、立派な造作を見たのではなく、間取りの具合を見たのらしい。

真中に廊下が通っていて、左右に座敷が並んでいる。