일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぜんきてんまやけ

前記天満焼

国枝 史郎

国枝 史郎의 前記天満焼(ぜんきてんまやけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 48,568자 · 98화면

아오조라 문고

その一画を通り過ぎると、広大な裏庭になっていて、離れ座敷に相違ない、三間造りの建物があり、母家と渡り縁で繋がれていた。

その建物の中の部屋の、襖の前まで来た時である。

「このお座敷なのでございますよ」

こう云って番頭は辞儀をしてみせた。

14

「なるほど」と云ったが丁寧松は、開けてみようともしなかった。

「結構なお庭でございますなあ」

こんなことを云い出してしまったのである。

築山、泉水、石橋、燈籠、一流の旅籠の庭だけあって、非の打ちどころのないまでに、まさに結構な庭ではあったが、築山の横に木立に囲まれ、古々しい一棟の離れ座敷の、家根の瓦の見えるのが、全体の風致を害していて、欠点といえば欠点とも云えた。

「腰かけてお話しいたしましょう」

縁からダラリと足を下げ、縁へ腰かけた丁寧松は、さも悠暢に云い出した。

「お話を聞こうじゃアございませんか、どんな恰好でございましたかね?」

「へい?」と云ったものの番頭は、何の意味だが解らないらしい。

「何さ、昨夜の泊り客のことで。詳しく話していただきましょう」

「あ、その事でございますか。はいはいお話し致しますとも」

そこで番頭は話し出した。