일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぜんきてんまやけ

前記天満焼

国枝 史郎

国枝 史郎의 前記天満焼(ぜんきてんまやけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 48,568자 · 98화면

아오조라 문고

……火の手は上った。燃え上った。役目をしようぞ、風の役目を!」

火事場泥棒の心持である。ぶちこわしの騒動に付け込んで、悪事をしようと企んだのである。

自分自身が真っ先に立ち、混乱の巷へ押し出した時、一人の乞食が走って来たが、チラリ大学を横目で見ると、掠めるようにして馳せ違った。

「はてな、彼奴は?」と鮫島大学は、背後の方を振り返ったが、もうその時には乞食の姿は、暴徒に紛れて見えなかった。

しかし乞食は立ち去ったのではない。大学の屋敷の裏手の方に、身を潜めていたのである。

と板壁へ手をかけた。そうして次の瞬間には、屋敷の内側へ飛び込んでいた。

探すものでもあるのだろう。足音を盗んで入って行く。

一つの部屋の前へ来た時である。唄うような女の声がした。

扉を押しひらいた乞食の上州は、

「お妻殿か!」

「たあれ、貴郎は?」

上海風の部屋の中に、上海風の寝台があり、上海風の阿片食のお妻が、阿片の吹管を抱きながら洞然とした眼で見詰めている。

「拙者でござる。探しに来ました! ……それでもとうとう目つかった! ……ああそれにしても変わられたことは! ……」

凝然として突立った。