후리가나로 읽는 일본 고전
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せいりょくのちゅうしんをぎかいにうつすべし
勢力の中心を議会に移すべし
大隈 重信
大隈 重信의 勢力の中心を議会に移すべし(せいりょくのちゅうしんをぎかいにうつすべし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,243자 · 17화면
〔国家における勢力の中心の移動〕
〔国家における勢力の中心の移動〕
およそ国家は如何なる時代にも、勢力の中心が必要である。この勢力の中心が適当の地位を保ち、最も適当な所にあれば、必ず国家は盛んになる。専制時代、封建時代を問わず、この勢力の中心にして必ず適当の地位を占め適当の処に在るならば、国家は健全に発達するに相違ない。これを失えば、なんらか国家に異状を呈し、すべての方面に害を及ぼす。ここに於てか、更に改革が起って再び勢力の中心を元の位置に返す事をする。するとまた国家は盛んになる。即ち、国運はその中心の勢力の移動によって変ずるものである。
この原則からして、大政維新前後よりの我が国家の中心の移動を察するに、ちょうど幕府の末路、即ち封建の末路に当っては、勢力の中心が適当なる地位を離れ、高い処から次第に卑き地位に移り、ついに中心を失ってしまった。幕府が中心の勢力を失えば、諸侯もこれを失う。この時に国難に遭遇したんである。そしてほとんど国家は勢力の中心を失ったんである。即ち尊王攘夷の大運動となって、中心の大移動を生じたんである。かくして、その中心を失った幕府が亡ぶると共に、諸侯もまた支えずして亡び、次いで新たに起ったのがいわゆる大政維新である。