후리가나로 읽는 일본 고전
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なんがをかくはなし
南画を描く話
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 南画を描く話(なんがをかくはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,968자 · 24화면
そういう目的には、どうも絵よりも写真の方が良いらしい。その良い例は内田清之助氏の『画と鳥』という本に沢山出ている。その中には、色々な鳥の生態写真と、丁度それに相応した姿の絵とが沢山あるが、開いて行くうちに、はっと「これは絵になる」という気がするのは、殆んど全部生態写真の方である。もっとも絵の方は抽象した像であり、写真の方は「全体」であるから、それが当然なのかもしれない。
二つの図説を根気よく見ているうちに、大分魚と蟹の顔をおぼえた。丁度脇本楽之軒氏から『新撰名品綜覧』の第一輯が届けられたが、そのうちの崋山先生の異魚図なども、一目見てすぐつばめうおと分って、独りで得意になった。異魚不知其名云々と賛をしてある絵であるが、あそこの所に Platax teira と学名の賛をしたら、ちょっとペダンティックで面白いかもしれないと、つまらぬことを考えて一人で悦に入っていた。こういう本はいわば文明の利器であって、或る場合にはなかなか便利なものである。
魚はかさごといしだいとを描いて見たが、この方は崋山先生の絵があるので、どうも見劣りがしていけない。それよりもはなびしがにの方がよほど上出来である。