일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はんこう

反抗

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 反抗(はんこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 140,121자 · 282화면

아오조라 문고

隆吉の面倒をみて下すってるんだから、私共からそのお礼を差上げるのは当然じゃないの。もし私共の方で忘れたら、進んで云い出して下さる位でなければ、いけないわよ。それなのに、月末だからといって、すぐに逃げ出そうとしたりして、ほんとに可笑しな人ね」

最後の言葉に少し浮いた調子があったので、周平は漸く落着くことが出来た。

「でも、金のことは何だか厭ですから……。」

「だからあなたは、お金に縁がないのよ。」

そう押被せておいて、彼女は調子を変えた。

「国許から送って来るだけで、どうにか間に合いますか。」

「ええ。然し全くの所、どうにかという程度です。」

彼は冗談のようにして云った。

「でもねえ、」と保子はやはり前の調子で云い続けた、「もし不自由なことがあったら、いつでも仰しゃいよ。隆吉のことをお願いしたのだって、ただであなたを補助するのも悪いから、ほんの名目だけだと、横田もそういうつもりですから。……一体あなたは、余り遠慮深すぎていけないわ。これから、すっかり明けっ放しで、遠慮なしにしましょうよ、ねえ」

しみじみとした感傷に囚われようとするのを、周平はじっと堪えた。顔を上げると、保子の清い露な眼はちらと瞬いて、長い睫毛の奥に潜んでしまった。