후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
きょうふのきせつ
叢書名著の復興1 恐怖の季節
三好 十郎
三好 十郎의 叢書名著の復興1 恐怖の季節(きょうふのきせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,544자 · 508화면
開幕前に幕内遠く本宿の町の方に当って多数の団扇太鼓の急速な囃、調子をつけて鳴り、それに合わせて多数老若男女の群集が走りながら叫び立つ。「エジャナイカ! エジャナイカ! エジャナイカ! ……」の声。遠い潮の音のように起り高まり、つぎに低くなり、やがてフッと消える。開幕。
揚幕の奥はるかに「おーい、船が出えるうーだあーよううーい」と船頭の声がしてカンカンカンと木板を叩く音。揚幕を出て来る真壁の仙太郎とくらやみの長五郎。旅装束。二人とも廻し合羽、道中笠、一本刀。素足に草鞋。――仙太郎は四年の間にスッカリ人態が変ってしまい、以前から百姓には不似合いな程に綺麗だった顔が、引きしまり、横鬚に少しのぞいている刀の疵跡。しかしその鉄拵えの刀や身なり一体が歳にしてはひどくジミで、とりなしなども手堅く、普通の旅歩きの博徒とは少し違う。長五郎はそれこそ、生え抜きの博徒の様子。
長五 おい真壁の、そうまあ急ぐなってことよ。向う両国から右に切れようたあ訳が違わあ。いずれを見ても野っ原ばかりだ。足もにぶらあ。お蔦さんが今度こそあ仙さんを連れて来てといってたっけが、――おっと、禁句か。