후리가나로 읽는 일본 고전
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こくをみる
古句を観る
柴田 宵曲
柴田 宵曲의 古句を観る(こくをみる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,028자 · 333화면
従ってこの句は秋ではあっても、まだ暑い場合と解釈してよさそうである。
暑い日脚が斜になって、そこらで蜩が鳴き出す。もう鞠場の日もかげって涼しくなったから、少し鞠でも蹴ようとして沓を穿く、という風に解せられる。もしこの蜩の声がそういう明るいうちのものでなくて、薄暮を現すものとすると、反対に鞠場を引上げることにしなければならぬが、「沓はく鞠場」という続き様は、鞠を蹴るために沓を穿くものと見た方が自然のように思う。要はこの句における蜩の鳴く時間と、沓を穿くことに対する解釈によって、自ら句意が異るわけである。蹴鞠についてもう少しはっきりした観念を得たら、この解釈はあるいはもう一度出直さなければならぬかも知れない。
朝顔よ一番馬の鈴の音 北空
今の電車にしろ、バスにしろ、始発と終発の時間は大体きまっているから、昔の馬にもそういう定めがあったものと思われる。其角の「それよりして夜明烏や時鳥」という句が『己が光』には「夜明の馬や」となっており、馬としても解釈出来ぬことはない、ということは已に述べた。もしきまって夜明に出る馬があれば、恐らく一番馬の名に値するのであろう。