후리가나로 읽는 일본 고전
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うもんとりものちょう
右門捕物帖(三)
佐々木 味津三
佐々木 味津三의 右門捕物帖(三)(うもんとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,558자 · 480화면
右門捕物帖
1
その第二十五番てがらです。
事の起きたのは仲秋上浣。
鳶ノ巣山初陣を自慢の大久保彦左があとにも先にもたった一度詠んだという句に、
「おれまでが朝寝をしたわい月の宿」
という珍奇無双なのがあるそうですが、月に浮かれて夜ふかしをせずとも、この季節ぐらい、まことにどうも宵臥し千両、朝寝万両の寝ごこちがいい時候というものはない。やかまし屋で、癇持ちで、年が年じゅう朝早くからがみがみと人の世話をやいていないことには、どうにも溜飲が起こって胃の心持ちがよくないとまでいわれた彦左の雷おやじですらもが、風流がましく月の宿なぞと負け惜しみをいいながら、ついふらふらと朝寝するくらいですから、人より少々できもよろしく、品もよろしいわが捕物名人が、朝寝もまた胆の修業、風流の一つとばかり、だれに遠慮もいらずしきりと寝ぼうをしたとてあたりまえな話です。
だから、その朝もいい心持ちで総郡内のふっくらしたのにくるまりながら、ひとり寝させておくには少し気のもめる臥床の中で、うつらうつらと快味万両の風流に浸っていると、
「ちぇッ、またこれだ。ほんとに世話がやけるっちゃありゃしねえや。