후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
うもんとりものちょう
右門捕物帖(三)
佐々木 味津三
佐々木 味津三의 右門捕物帖(三)(うもんとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,558자 · 480화면
同時に、伝六が息ばりながら十手を斜に構えとって、たちまち音をあげたのは当然でした。
「ちくしょうッ、気味のわりいところへ連れてくりゃがったね。扶桑教といや、ちんちんもがもがの行者じゃねえですか。べらぼうめ、もったいらしくしめなわなんぞ張りめぐらしゃがって、きっと子ぬすっとのにせ行者にちげえねえんだ。さ! 出てみせろ。ただじゃおかねえんだから、出てみせろッ」
「あわてるな! がんがんと声をたてて、逃げうせたらどうするんだ。役にもたたねえ十手なんぞ引っ込めてろッ」
制しながら、名人はあごをなでなでおちつきはらって、小娘のあとからずかずかと押し入りました。
4
――その出会いがしら、がなりたてた伝六の声を聞きつけたとみえて、奥の祈祷所の中からいぶかり顔にのっそり出てきたものは、薄ぎたない白衣に同じくあかじみた白ばかまをはいたひとりの行者です。だが、その行者が、ぎろりと怪しく目が光ってひとくせありげなつらだましいでもしているだろうと思いのほかに、よぼよぼとした六十がらみの見るからに病身らしい老爺なのです。しかも、目がよくきかないとみえて、ためつすかしつしながら、しげしげと不意の闖入者を見ながめていましたが、ひと目に八丁堀衆とわかる巻き羽織した名人のそでの陰に、小娘がおどおどしながらたたずんでいるのに気がつく