후리가나로 읽는 일본 고전
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うもんとりものちょう
右門捕物帖(二)
佐々木 味津三
佐々木 味津三의 右門捕物帖(二)(うもんとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 221,941자 · 435화면
これがまた自然そうなったものか、美男相撲の江戸錦が結びを張っている東方に着座したので、その反対の秀の浦がいる西方はまた、いつのまにそうなったものか、大久保彦左衛門以来とかくに大名連と仲のよろしくない旗本八万騎の連中でありました。しかも、当時は旗本どもがいちばんはばをきかした時代で、おなじみのがまん会なぞというものをこしらえ、寒中にかたびら一枚で扇子を使ってみたり、暑中にこそでを重ねてあつものをすすってみたり、まぐべからざるところにつむじを曲げて、じゅうぶんまっすぐに通ったら通れる世の中を、意地にも横にはっていこうというような、変にいこじの強い連中が全盛をきわめていた時代でしたから、もちろん八万人は誇張ですが、これが三十人五十人集まると、不思議とそこに妙な空気がかもされだすものとみえまして、べつに東方が憎いという理由はないはずなのに、だんだん取り組みが結び相撲の江戸錦秀の浦の一番に近づいてくると、自然にその声援が殺気を帯びて、ことごとに東方の大名連中に当たりだしました。
「秀の浦、しっかりしろよ! 相撲は顔で取るものでない、力で取るものじゃ。家名にかけても天下のご直参が声援するによって、負けるなよ! 負けるなよ! 負けるなよ!」