후리가나로 읽는 일본 고전
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うもんとりものちょう
右門捕物帖(四)
佐々木 味津三
佐々木 味津三의 右門捕物帖(四)(うもんとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,105자 · 337화면
それが不審の二つ、そのとき着ていたお駒の下着のすそに血がついていたが、しかしその血もお駒の言い張るところによると、銭湯のかえりにつまずいてすりむいた傷からの血だというのでした。事実、そのすりむいた傷のあとも、いまだにひざがしらに残っているのです。それが不審の三つ。――拷問、慈悲落とし、さまざまに手を替え品を替えて、この六十日間責めつづけてみたが、がんとして口を割らないばかりか、肝心の証拠固めにあいまい不審な狂いが出てきたために、与力同心残らずがかくのとおり立ち会って、最後のさばきをつけようというのでした。
「お待ちかねでござるぞ。やまがらお駒、何をしているのじゃ。早くこれへ出ませい!」
せきたてた声に、運命を仕切ったお白州木戸が重くギイとあいて、乳懸縄のお駒が小者四人にきびしく守られながら、よろめきよろめき現われました。
年はかっきり三十。六十日の牢住まいにあっては、奥山で鳴らした評判自慢のその容色もささえることができなかったとみえて、色香はしぼり取られたようにあせ衰え、顔はむくみ、血のいろは黒く青み、髪は赤くみだれてちぢれ、光るものはただ両眼ばかりでした。