후리가나로 읽는 일본 고전
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うもんとりものちょう
右門捕物帖(四)
佐々木 味津三
佐々木 味津三의 右門捕物帖(四)(うもんとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,105자 · 337화면
どこのだれが、なんの用で呼びに来たのか、ところもきかず名もきかず、行く先一つきこうとしないで、すうっとたれをおろすと、さっさと急がせました。
ききたくも鳴りたくも伝六なぞが口をさしはさむひまもないほど、駕籠がまた早いのです。
2
海賊橋から江戸橋を渡って、伊勢町を突き当たると大伝馬町、そこから左へ曲がると、もう雛市の始まっている十軒店の通りでした。その突き当たりが今川橋、――渡って、土手ぞいに左へ曲がったかと思うと、まもなく駕籠はその塗町のかどの一軒へ、ぴたりと息づえをおろしました。案の定、このあたり評判の町医、岡三庵の前なのです。
「お越しだな! こちらへ、こちらへ。そこでは人の目にたつ。失礼じゃが、こちらからご案内申せ」
待ちきっていたとみえて、あわただしい声といっしょに、その三庵がうろうろしながら取り乱した顔をみせると、おろした駕籠を内玄関のほうへ回させて、そのまま人の目にかかるのを恐れるようにあたふたと招じあげました。
「わざわざお呼びたていたしまして、なんとも申しわけござりませぬ。いえ、なに、じつはその、なんでござります。てまえ参邸いたすが本意でござりますが、――これッ、これッ、なにをうろうろしておるのじゃ。