후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
うもんとりものちょう
右門捕物帖(四)
佐々木 味津三
佐々木 味津三의 右門捕物帖(四)(うもんとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,105자 · 337화면
「心得た。二騎すぐに行けいッ」
深夜のやみにぶきみなひづめの音をのこして、関所用意の馬が、火急の命をうけた両士をのせながら、一気に三島めざしつつ駆け降りました。
宇治お茶園へ、将軍家ご料のお茶受け取りにただの茶つぼが街道を通っていっても、お茶つぼご通行と称して、沿道の宿役人はいうまでもないこと、代官、国守までがお出迎えお見送りをするほどのご権勢なのです。将軍家ご宝物がご通行とあっては、出迎えどころの騒ぎでない。まさに土下座ものでした。
「伝あにい、これでどうやら少し涼しくなった。そろそろ三島へ下るかのう」
「わるくねえ筋書きだね。お関所の早馬が宿止めだと止めたところへ、あとからのっと降りていってね、御用だ、神妙にしろと大みえをきるなんてえものは、まったく江戸のあの娘たちに見せてえもんですよ」
ゆられゆられて道は、その三島まで三里二十八町のくだり坂、もうこうなれば道も早いが捕物も早い。
たどりついたのは丑満少し手前でした。しかし、いかな真夜中とはいえ、ひとたびご宝物ご通行、宿止めの声がかかったからには、色めきたたぬという道理はない。本陣わき、本陣の前はいうに及ばず、宿場会所の前からずっとこちらへ人の波がざわめき、うねりつつ待ちうけているところへ、ほんとうにのっそりと二丁の駕籠をつけて、のっそりと中から現われた