후리가나로 읽는 일본 고전
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よしわらしんわ
吉原新話
泉 鏡花
泉 鏡花의 吉原新話(よしわらしんわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,157자 · 75화면
と顔を上げたが、民弥はなぜかすくむようになって、身体を堅く俯向いてそれまで居た。
「お話しの続きです。――貴下がその今日途中でその、何か、どうかなすったという……それから起ったんですな、三輪ちゃんの今の話は。」
「そうでしたね。」とぼやりと答える。
「その……近所のお産のありそうな処は無いかって、何か、そういったような事から。」
「ええ、」
とただ、腕を拱く。
「どういう事で、それは、まず……」
「一向、詰らない、何、別に、」と可恐しく謙遜する。
人々は促した。――
十三
「――気が射したから、私は話すまい、と思った。けれども、行懸りで、揉消すわけにも行かなかったもんだから、そこで何だ。途中で見たものの事を饒舌ったが、」
と民弥は、西片町のその住居で、安価い竈を背負って立つ、所帯の相棒、すなわち梅次に仔細を語る。……会のあった明晩で、夏の日を、日が暮れてからやっと帰ったが、時候あたりで、一日寝ていたとも思われる。顔色も悪く、気も沈んで、太く疲れているらしかった。
寒気がするとて、茶の間の火鉢に対向いで、
「はじめはそんな席へ持出すのに、余り栄えな過ぎると思ったが、――先刻から言った通り――三輪坊がしたお照さんのその話を聞いてからは、自分だけかも知れないが、何とも言われないほど胸が鬱いだよ。