일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいしょうまんげつ

名娼満月

夢野 久作

夢野 久作의 名娼満月(めいしょうまんげつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 18,840자 · 37화면

아오조라 문고

こうなれば最早、致し方もない。僅か一年の間に大金を作ろうなぞと約束したのがこっちの愚昧であった。浮世の風に吹き晒されてみればわかる。やはり他人の云う通りに世の中は、思うたほど甘いものではないらしい。

しかし約束は約束なれば是非に及ばぬ。満月の道中に間に合うように故郷へ帰らずばなるまい。播磨屋千六の顔を見ずばなるまい。千六は町人の事なれば、一年の間に一万両ぐらい儲けまいものでもない。もっとも町人の事なれば、そうなってみると、おのが身代が惜しゅうなって、気が摧けていまいとは限らぬが、もしも、さような事になれば一文無しのこっちの方が、却って確かなもの。否応なしに千六の尻を押いて金輪際、満月を身請させいでおこうものか。もし又、万が一にも、その期に及んで満月が二人の切ない情を酌まず、売女らしい空文句を一言でも吐かしおって、吾儕を手玉に取りそうな気ぶりでも見せたなら最後の助。こっちは元より棄てた一生。一刀の下に切伏せて、この年月の怨恨を晴らいてくれるまでの事。所詮、それ位の役廻りにしか値打せぬ吾身の運命であったかも知れぬが……と、とつおいつ思案のうちに、旅支度という程の用意も要らぬ着のみ着のままの浪人姿。