일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わし

和紙

東野辺 薫

東野辺 薫의 和紙(わし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 35,557자 · 70화면

아오조라 문고

毎晩の請負になっている四把の仕事を仕上げて、よしとせんが奥の寝部屋に入ってからも、いつまでも硼酸水の土瓶に顔をくッつけている惣三を、この夜の友太は、いらいらする気持で、おい、早く寝ろやと促した。

寝間がひっそりとなるのを待ちながら、辛うじて針が見えるまで黒く煤けた時計を仰ぐと、十時半を過ぎている。一時間以上は進んでいたから、正午では九時半とちょっとであろう。村の風習で、どこの家でも、正確な時刻より一時間か甚だしくは二時間近くも進ませて置かないと承知しない。正確な時刻を正午と称して、ラジオのある家でもそれはそれなりの時刻として、時間的二重生活に一向平気であった。正午というのがちょうど十二時を指すのではなく、正確な時刻という意味に使われているのも、思えばおかしなことであった。

「お母さ、味噌湯つくって貰うべかな。……お父さもどうだべ? 大ていきまったんでねえかなん?」

土間の奥にしつらえたかまどの前に蹲ったまま、黙りこくった顔の半面を赤くほ照らして楮煮をしていた父は、ん、どうやらきまったようだと呟くと、ゆっくりと腰をのばしながら釜の蓋を少しずらして、上半身にからみつく湯気をすかすように覗くのだった。