후리가나로 읽는 일본 고전
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てつがくのげんだいてきいぎ
哲学の現代的意義
戸坂 潤
戸坂 潤의 哲学の現代的意義(てつがくのげんだいてきいぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,718자 · 45화면
大衆の興味を惹く真に芸術的な面白さは、大衆の内に活きている光彩に充ちた思想をかき立てるからである。風俗が芸術的な面白さにまで高められるのはそれが思想の端的な市井的表現という形をとるからである。かくて文学の面白さという問題も、結局文学の思想性、思想力という点に帰する。島木健作氏も、文学の面白さがその思想性に由来することを、力説している。私はこの主張が、氏の長篇『再建』(特に後半)に於て、相当実証されているように考える。
だがこの場合の「思想」というのは何のことか。島木氏の場合に考えられているものは、恐ろしく一方に於て社会的認識であり(時としては社会理論のドクトリンでさえあっていい)、他方に於て文学的な観念形象を指すらしい。今その思想傾向は問題外としよう。思想という観念がこういう二面を持っているだろうというのであり、そしてこの二面の統一された或るものを指すだろうというのだ。
処で世間では往々、この二面のものの統一をこんな風に解釈している。つまり文学に於ける思想性なるものは、理論的な思想かそれとも又何かの思想なるものがまずあって、それが形相化され具体化され肉体化されたものなのであると。