일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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たくぼくとデカルトめいだい

啄木とデカルト命題

三枝 博音

三枝 博音의 啄木とデカルト命題(たくぼくとデカルトめいだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,145자 · 3화면

아오조라 문고

そうした傾向は十五、六歳の頃にはもう彼自身をもてあますところへきていたようである。

人間の成長は、嬰児の時から一七、八年もの月日をつむと、肉体がととのい、情感が溢れ、思索が方度なく湧いてくるようになる。こうした豊饒のなかでは、つきつめる自己探究は放心に変身するほど懐疑的である。

啄木は右の書簡のなかで、そうしたことを、自分は生来「頑迷」であり、人から「神童」だと言われ、「益々この性を増長せしめた」というように言い表わしている。彼は感性の豊饒と思索の過度のなかで、索々不安を生きていたのである。

啄木はこうした錯迷と懐疑のうちから自分をとり戻さねばならなかったのだろう。だから、デカルト命題に触れるや、彼の魂が火花を発したのである。この火花のなかで、彼は愛人(節子)を、考える自分の第二の存在だと言っている。自分をとらえることの深さ、それがあの書簡に表現されているのである。

深さを深さとして置いておけない。深さの確実さが存在において求められる。これがデカルト命題の真意だと、私はあの書簡に見入りつつ感じたのであった。

自分を思うことにおいて感じられる確実さ、それを存在で示そうとする、デカルトの後ではスピノザが、いや何はおいてもカントが試み、近頃ではフッサールがまたハイデッガーがデカルト命題を掘り下げたけれど、「我