후리가나로 읽는 일본 고전
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かいそうろく
回想録
高村 光太郎
高村 光太郎의 回想録(かいそうろく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 35,774자 · 71화면
谷中の家の庭にその材木を置き小屋掛けをしてやり始めたのだけれど、栃の木は固く、非常に逆目の多い木なので、普通の鑿ではやれないので、正次さんという正宗系統の非常にうまい刀鍛冶に頼んで、いろいろな特別な鑿を拵えて仕事をしたことを覚えている。始めのうちは、此処と此処はいじってはいけないけれど、他はどうでもいいからどんどん削れと言って私共に削らせた。兎に角太い丸太を或る恰好にこなさなければならぬから実に大変であった。私共はその材の山の上に登って遊んだものだ。父の気持では、猿は日本で、羽をのこして飛び去った鷲はロシヤという見立であった。シカゴの博覧会ではロシヤの館が隣で、矢張アメリカでもそうとったらしい。又今何処にあるのか写真も余り遺っていないが、「山霊訶護」という題で、山姥が木に寄掛っていると、其処に鷲が来て、それに対して山姥が山の小動物を匿っている態のものだが、これは父が苦しんで一所懸命やった彫刻だった。高さ四尺位あって、写生はなかなかよく行っていたように思う。山姥の肋骨や何かのモデルには祖父がなったが、祖父は一所懸命その姿勢をしていたのを覚えている。