일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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そうせきしとわたし

回想 子規・漱石

高浜 虚子

高浜 虚子의 回想 子規・漱石(そうせきしとわたし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,187자 · 231화면

아오조라 문고

十一

」

かくして居士はいよいよあせりいよいよいら立ち一方に病魔と悪戦しつつ文学界に奮闘を試みたのであった。

十一

今から考えて見ても、殆ど垂死の大病に取りつかれていた居士を失望さしたという事は申訳のないことであった。今少し余も心をひきしめ情を曲げて、その高嘱に負かぬようにし、知己の感に酬ゆべきであったろう。がまた一方から考えて見ると、それは畢竟無益なことであって、たとい一寸逃れに居士及自己を欺いておいたところで、いつかは道灌山の婆の茶店を実現せずにはおかなかったのである。須磨の保養院で初めて居士から話を聞いた時に、截然として謝絶することが出来たらその上越すことはなかったのであるが、その時それが出来なかった以上、婆の茶店で率直に断ったという事は双方に取って幸福なことであったとも考えられるのである。

のみならず、後継者を作るというようなことは、生い先きが短いと覚悟した居士に在っては、それが唯一の慰藉ともなるのであったろうが、冷かにこれを言えば、そういう事はやや幼稚な考であって、居士の後継者は決して一小虚子を以てこれに満足すべきではなくして、広くこれを天下に求むべきであったのである。