후리가나로 읽는 일본 고전
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こくさいさつじんだんのほうかい
国際殺人団の崩壊
海野 十三
海野 十三의 国際殺人団の崩壊(こくさいさつじんだんのほうかい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,767자 · 31화면
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そのとき、便所から帰って来た鬼村博士が、この騒ぎに驚いて、博士に似合わぬ狼狽ぶりを見せて、室内に飛込もうとしたが、それは警官が二人がかりで抱きついて、やっと止めることができたのであった。
鬼村博士を除く十六名の学会長は、悉く枕を並べて無惨なる最後をとげてしまった。鬼村博士が、偶然にも唯一人助かったことは、不幸中の幸であると、各新聞紙は悲壮な空元気の社説を掲げた。だが、当夜の不思議な毒瓦斯電球を、誰が装置したのであるか、また入口の扉は誰が鍵をかけたのであるかについては、各紙は一行の報道もしていなかった。現場から行方不明となった松ヶ谷学士には、すくなからぬ嫌疑がかけられていたが、その生死のほどについては知る人が無かったのである。
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惨劇は、満都の恐怖をひきおこすと共に、当局に対する囂々たる非難が捲き起った。「科学者を保護せよ、犯人を即刻逮捕せよ」と天下の与論は嵐の如くにはげしかった。
惨劇のあった翌日、秘密裡に、日本化学会の幹部二十三名が、学士会館の一室で会合した。会場は言うに及ばず、会館内の隅々まで、電球や電熱器をはじめ、館内に在るありとあらゆるものが厳重な検査をせられたのち、内外に私服警官隊の網をつくり、それこそ一匹の蟻のぬけ出る道もない迄に、警戒せられたのであった。