후리가나로 읽는 일본 고전
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こくさいさつじんだんのほうかい
国際殺人団の崩壊
海野 十三
海野 十三의 国際殺人団の崩壊(こくさいさつじんだんのほうかい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,767자 · 31화면
鬼村博士は、どの市民よりも、ずっとずっと早くから、あの凄惨きわまる事件を忘れてしまったかのような面持で、何十年一日の如き足どりで化学研究所に通い、実験室に、立籠っていた。研究所の入口で出勤札を返す手つきも同じなら、帽子を被ったまま、何時間となく室内をグルグル歩きまわる癖も、全く前と同じことであった。
しかし、仔細に誠を知り給う神の眼には、博士一味の行動こそは、その後、いよいよ出でて、いよいよ怪しからぬものがあることがよく映っていたことであろう。実に博士こそは剣山陸軍大臣が、かつて椋島技師にスパイを命じたときに語ってきかせた国際殺人団の団長であったのだ。その下に集る団員は、博士の命令で、あの事件以来ピタリと鳴りを鎮め、その代り、新に恐ろしき第二期計画に着々として準備を急いでいた。博士は、多数の権威を喪った我国の科学界の王座に直って、あらゆる機関を手足の如くに利用していた。殊に博士が所長を勤める研究所にあっては、所外不出ではあるが極秘裡に、数々の恐ろしい実験がくりかえされていた。たとえば、その一つの部屋を窺ってみるならば、大きな金網の中に百匹ずつ位のモルモットを入れ、これを実験室の中に置き、技師たちは皆外へ出た上で、室外から弁を開いて室内へ、さまざまの毒瓦斯を送り、モルモットの苦悩の有様や、死に行くスピード