후리가나로 읽는 일본 고전
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こくさいさつじんだんのほうかい
国際殺人団の崩壊
海野 十三
海野 十三의 国際殺人団の崩壊(こくさいさつじんだんのほうかい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,767자 · 31화면
などを、部厚な硝子窓からのぞきこんでは観測するのであった。こうして色々な毒瓦斯が研究されはしたが、結局、前に椋島技師が発明して残して行ったフォルデリヒト瓦斯に及ぶ強力な毒瓦斯はなかった。これは非常に濃厚なもので、適当な精製法を経ると、三間四方の室なら五c.c.のフォルデリヒト瓦斯で、充分殺人の目的を達するようであった。博士は最近、この毒瓦斯の精製法に成功したのであった。
博士は其の日の午後、近くにせまる陰謀の計画をチェックしていた。すると、博士の愛するロボットは、珍客の案内を報じたのであった。博士はその密室を出て、広間の扉を開いた。そこには、この一ヶ月というものの間、全く生死不明を伝えられていた松ヶ谷学士が、おどおどした眼付で立っていた。
「松ヶ谷君か。君、どうしていたんだ」と博士は機嫌がよかった。
「ハイ、それは追々御話し申上げる心算でございます」
と松ヶ谷学士は言って、口をつぐんだ儘、やや躊躇している風だったが、強いて元気をふるいおこす様子で、
「先生、実は、……申上げ憎いので御座いますが、わたくし、お嬢様のお使いに本日参上いたしましたのですが……」