일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

とち

土地

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 土地(とち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,719자 · 22화면

아오조라 문고

平助は空を仰いで天気模様を見た。それから音吉の方へ向いて云った。

「余り一つことをくよくよ考え込むもんじゃねえよ。」

彼等が家へ帰ってゆく頃には、夕暮の薄靄が野の上を蔽うていた。村落のまわりには夕炊の煙がたなびいて、西の空は赤く夕映に彩られていた。帰り後れた二三の鳥が、塒を求めて空を飛んでいた。遠くに牛の鳴く声が長く響いて、そのまま静に日が暮れていった。

そして翌日になると、輝かしい朝日の光を受けて、晴々とした平助の顔と打沈んだ音吉の顔とが、また荒地の上に見出された。

朝の四時頃である。

東の空がほのぼのと白んできて、重く垂れていた靄が静に流れ出した。山蔭や森蔭にはまだ夜の気を湛えながら、爽かな明るみが地平の彼方から覗き出し、それにつれて星の光が薄らぎ、微風が野の上を渡っていった。そしてしっとりと露の下りた草木の葉が、瑞々しい青い匂いを空中に散じていた。

音吉は足早に村を出て、街道を進んでいった。新らしい紺飛白の単衣に白縮緬の兵児帯を巻きつけ、麦稈帽に駒下駄をはいていた。

彼は東の空を仰ぎ見た。輝き出した黎明の色と消えかかった星の光とを見ると、不安そうに後ろを振返り見た。