일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ちきゅうのまるいはなし

地球の円い話

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 地球の円い話(ちきゅうのまるいはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,715자 · 12화면

아오조라 문고

この時六桁まで精度を高めるということは、精度を千倍にすること、即ち前の図の線の幅〇・二粍を二十糎にひろげることになる。そうすれば、山と海の高低や楕円率は勿論のこと、楕円からの偏差までも出て来るのは当然である。実際にそういう精度が測地学の方では到達されているのである。測地学といってもそのなかで色々の方法があるが、一番精密に地球の形を決めるには、地表での重力分布を測って、それから計算する方法がある。地球の形を重力分布から出すのは廻り遠いようであるが、その巧い点は、重力というものが非常に精密に測り得るところにある。例えば東京における重力の値が979.805という風に六桁まで測り得るのである。最後の数字は少し確実でないかも知れないが、第一位が9であるから、完全に六桁の精度と言って良い。

このように重力は極めて精密に測り得る点は大変工合よいのであるが、それは特殊振子の周期を測る方法に依るので、地上での測定はよいとしても、海の上ではどうして測定すればよいかという問題が起きて来る。

振子の振動をしかも六桁という恐るべき精度で測るのであるから、よほどしっかりした土台が必要である。