후리가나로 읽는 일본 고전
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ちきゅうをねらうもの
地球を狙う者
海野 十三
海野 十三의 地球を狙う者(ちきゅうをねらうもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,493자 · 30화면
サチ子はなぜここへ帰ってきたのであろうか。
そのときいったんついた明りが、また消えてしまった。
「あら、先生。なぜ明りをお消しになりますの」そういったのはサチ子の声だ。彼女の声は明らかに慄えをおびていた。
それに対して、博士らしい声音で、何かいうのが聞えたが、いやに皺枯れた声で、何をいっているのか言葉の意味が一向に聞きとれなかった。
そのうちに、室内から絹を裂くような悲鳴が聞えた。
「あれえ、先生。な、なにをなさるんです」
それにつづいて、器物のこわれる音。はげしい格闘がはじまった。
僕はもう夢中だった。小屋の入口からとびこむと、博士の部屋にかけつけた。
「あれえ、人殺し。助けてえ、あれえ、大隅さん」
サチ子は魂切るような悲鳴をあげている。
僕は扉を蹴破った。そして電燈のスイッチをひねった。室内はぱっと明るくなった。
「博士、恥をお知りなさい」サチ子を部屋の隅におしつけている博士の背中に、僕は力一ぱい叫んだ。
博士は、ぎょっとしてこちらを向いた。そして獣のように吠えた。
博士はサチ子を放してこっちへ向きなおった。同時に、花罎が僕の方へとんできた。ラジオ受信機がふってきた。