일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ちきゅうはっきょうじけん

地球発狂事件

海野 十三

海野 十三의 地球発狂事件(ちきゅうはっきょうじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,306자 · 173화면

아오조라 문고

発端

発端

この突拍子もない名称をかぶせられた「地球発狂事件」は、実はその前にもう一つの名称で呼ばれていた。それは「巨船ゼムリヤ号発狂事件」というのであった。これは前代未聞のこの怪事件を最初に発見し、そしてその現場に一番乗りをした上に、全世界の報道網に対し輝かしき第一報を打つことに成功したデンマーク新報のアイスランド支局員ハリ・ドレゴの命名によるものであった。巨船ゼムリヤ号発狂事件――という名称からして既に怪奇味が横溢し只ならぬ事態が窺われる次第であるが、それが後になって更に一層発狂的命名をもって「地球発狂事件」と唱えられるに至ったのである。この改訂の命名者は、ドレゴ記者と仲よしの隣人である同業の水戸宗一君であった。

一体どうして巨船ゼムリヤ号が発狂したのか、また地球が発狂したのであろうか。率直にいって、この事件の名称はあまりに突拍子であり奇抜すぎて、なんだか本当のことのように思えないのである。ひょっとしたら、それはこれらの命名者であるドレゴ記者と水戸記者の、たちのよくない悪戯かもしれないと、始めはそう思った者もすくなくはなかったのである。

ところが、この事件の内容がだんだんさらけ出されて行くにつれ、その怪奇なる点、桁外れの点、常軌を逸している点などで「発狂事件」