후리가나로 읽는 일본 고전
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ちきゅうはっきょうじけん
地球発狂事件
海野 十三
海野 十三의 地球発狂事件(ちきゅうはっきょうじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,306자 · 173화면
深海の争闘
深海の争闘
「おお、あれは何者か。妖怪変化か。自分は気が変になったか。それとも悪夢を見ているのだろうか」
水戸記者は激しい戦慄に襲われながら、真相を知ろうと努力した。
だがそれは夢ではなく、また気が変になったせいでもなかったらしかった。現実なんだ。自分はありありと、海底における怪奇極まる光景に接しているのだ。しかしあの上の怪しげなる怪物の姿を永く見つめていると、本当に気が変になりそうである。彼は目を閉じようとしたが、それは出来なかった。大きな恐怖がそれをさせないのであった。
が、これらのことは、後から考えると、彼の驚愕と戦慄のほんの入り口に過ぎなかったのである。――突然、その飾窓のようなものから、探照燈のような強い光線が水戸の頭上を飛び越してさっと外へ投射された。すると前方が真昼のように明るくなった。濛々たる軟泥はいつの間にか沈殿したものと見え、海水は硝子のように澄みわたっていた。そして嗚呼、水戸は懐しい者の姿を見たのであった。潜水服に潜水兜をつけたワーナー博士の海底調査隊の数人の姿が、この光芒の中にありありと捉えられた。彼等は水戸の横たわっているところから約二、三十メートル距った地点を、ばらばらになってこっちへ進んでくるところのように見受けた。