일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ちきゅうようさい

地球要塞

海野 十三

海野 十三의 地球要塞(ちきゅうようさい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 71,834자 · 144화면

아오조라 문고

――

かく物語る私とは、何者であろうか?

名乗るべきほどの人物でもないが、もう暫く、読者の想像に委せておこう。

哨戒艦隊――テレビジョンに映った影

時間は流れた。

クロクロ島の夜は、いたく更け過ぎて、夜光時計は、今や二十一時を指している。

待っている第三回目の怪放送は、まだアンテナに引懸らないらしい。オルガ姫は、ずっと下に入りきりで報告に上ってこないのであった。

いつもなら、もう疾くの昔にベッドに入る頃だが、今宵は、なかなか睡られそうもない。

久慈から聞いた遂に汎米連邦に動員令が出たとの飛報は、私を強く興奮させてしまった。なかなかベッドに入るどころではない。首を巡らせば、今オリオン星座が、水平線下に没しつつある。私は、暫く、星の世界の俘虜となっていた。

階段を駈けあがってくる足音が聞えた。

オルガ姫だ。

(さては、遂に、第三回目の怪放送が、キャッチされたか)

と、私は、古びた籐椅子から、体を起した。

やっぱり、それはオルガ姫だった。

「大至急、下へお下りになってください。この方面へ、怪しい艦艇が近づいてまいります」

「なに、怪しい艦艇が……」

このクロクロ島のあるところは、各種の航路をさけた安全地帯なのである。