후리가나로 읽는 일본 고전
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ちきゅうようさい
地球要塞
海野 十三
海野 十三의 地球要塞(ちきゅうようさい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 71,834자 · 144화면
久慈が、ワシントンの監察隊によって襲撃されたのだ!
汎米連邦からは、一人の外国人も余さず追放されたのに、久慈は、大胆にも、ひそかにワシントンの或る場所に、停っていたのである。私の無電通信が、運わるく、警備軍のために発見されてしまった。彼は果して、無事に逃げ終せるであろうか。私は、胸に新たな痛みをおぼえた。
高声器が、がくがくと、ひどい雑音をたてた。
「おや、まだ、向うのマイクは、生きているな!」
と、私は、思わず目をみはった。
とたんに、高声器の中から、久慈ではない別人の声がとびだした。
「おや、誰もいない。たしかに、この部屋の中に怪しい奴がいたんだが……」
「おかしいなあ。逃げられるわけはないのですがねえ」
と、これは、また別のこえだった。
久慈は、監察隊の眼から、のがれているらしい。どこにひそんでいるのか、それともうまく逃げ終せたのか。
「もっと探せ。おや、その書棚のうしろが、おかしいぞ。黄いろい煙が出ている。やっ、くさい!」
「書棚のうしろですか。よろしい、書棚をのけてみましょう」
二人のこえが、遠のいた。
数秒後、二人の驚いたこえが、再び高声器の中に入ってきた。