후리가나로 읽는 일본 고전
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こうふ
坑夫
夏目 漱石의 坑夫(こうふ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,690자 · 283화면
それに蒲団の奇麗なのを選ったらよかろう。ことさら日によって、南京虫の数が違わないとも限るまい。といろいろな理窟をつけて布団を出して、そうっと潜り込んだ。
この晩の、経験を記憶のまま、ここに書きつけては、自分がお話しにならない馬鹿だと吹聴する事になるばかりで、ほかに何の利益も興味もないからやめる。一口に云うと、昨夜と同じような苦しみを、昨夜以上に受けて、寝るが早いか、すぐ飛び起きちまった。起きた後で、あれほど南京虫に螫されながら、なぜ性懲もなくまた布団を引っ張り出して寝たもんだろうと後悔した。考えると、全くの自業自得で、しかも常識のあるものなら誰でも避けられる、また避けなければならない自業自得だから、我れながら浅ましい馬鹿だと、つくづく自分が厭になって、布団の上へ胡坐をかいたまま、考え込んでいると、また猛烈にちくりと螫された。臀と股と膝頭が一時に飛び上がった。自分は五位鷺のように布団の上に立った。そうして、四囲を見廻した。そうして泣き出した。仕方がないから、紺の兵児帯を解いて、四つに折って、裸の身体中所嫌わず、ぴしゃぴしゃ敲き始めた。それから着物を着た。