일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こうふ

坑夫

夏目 漱石

夏目 漱石의 坑夫(こうふ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,690자 · 283화면

아오조라 문고

小僧は空を見ている。まだ物騒だ。

ところへ長蔵さんがあらわれた。しかし往来へは出て来ない。敷居の上へ足を乗せて、こっちを向いて立った股倉から、ランプの灯だけが細長く出て来る。ランプの位置がいつの間にか低くなったと見える。長蔵さんの顔は無論よく分らない。

「御前さん、これから山越をするのは大変だから、今夜はここへ泊って行こう。みんな這入るがいい」

自分はこの言葉を聞くと等しく、今までの神妙が急に破裂して、身体がぐたりとなった。この牛小屋で一夜を明す事が、それほどの慰藉を自分に与えようとは、牛小屋を見た今が今まで、とんと気がつかなかった。やはり神妙の結果泊る所が見つかっても、泊る気が起らなかったんだろう。こうなると人間ほど御しやすいものはない。無理でも何でもはいはい畏まって聞いて、そうして少しも不平を起さないのみか大に嬉しがる。当時を思い出すたびに、自分はもっとも順良なまたもっとも励精な人間であったなと云う自信が伴ってくる。兵隊はああでなくっちゃいけないなどと考える事さえある。同時に、もし人間が物の用を無視し得るならば、かねて物の用をも忘れ得るものだと云う事も悟った。