후리가나로 읽는 일본 고전
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しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
三遊亭 円朝의 塩原多助一代記(しおばらたすけいちだいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 138,733자 · 274화면
是から四谷の押原横町へ石を敷詰めて、道普請を致しますお話でございますが、其の石は明治四五年の頃まで残って居りまして、只今でも彼の横町の溝の縁に石片や何かゞ積んで有りますが、玄蕃石の余程厚いもので、側面に山口屋善右衞門手代鹽原多助と彫り附けて有りまするを私も慥かに見ました。正のお話でありますが、細々しい所は面白味が薄うございますから申上げませんが、多助も山口屋方へ奉公中追々金を蓄め、国の家を立てたいという精神を貫きましょうとするうち、月日の経つのは早いもので、十一年が其の間奉公に陰陽なく、実に身を粉に砕いての働き、子に臥し寅に起き、一寸の間も油断せず身体を苦しめ、身を惜まず働きまする。十一年目は丁度明和八年で、其の年の七月の盆は御案内の通りお商人衆は掛け※(「廴+囘」、第4水準2-12-11)りなどお忙がしいものでございますが、段々月末に相成りますると大概用も片付きました。多助は今年三十一歳、山口屋善右衞門は五十三歳と相成り、主従親みの深い事他に勝れ、善き心掛けの人ばかり寄りまするとは実に結構な事で。
善「多助や/\、ちょっと此処へ来な」