후리가나로 읽는 일본 고전
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やしゃがいけ
夜叉ヶ池
泉 鏡花
泉 鏡花의 夜叉ヶ池(やしゃがいけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 27,689자 · 56화면
――茶店でもない様子――(見廻す。)
片山家の暮れ行く風情、茅屋の低き納戸の障子に灯影映る。
学円 この上、晩飯の御難題は言出しませんが、いかんとも腹が空いた。
百合 ほほ。(と打笑み)筧の下に、梨が冷してござんす、上げましょう。(と夕顔の蔭に立廻る。)
学円 (がぶがぶと茶を呑み、衣兜から扇子を取って、煽いだのを、と翳して見つつ)おお、咲きました。貴女の顔を見るように。
百合 ええ?(聞返す。)
学円 いや、髪の色を見るように。
百合 もう、年をとりますと、花どころではございません。早く干瓢にでもなりますれば、……とそればかりを待っております。
学円 小刀をこれへお遣わし……私が剥きます。――お世話を掛けてはかえって気遣いな。どれどれ……旅の事欠け、不器用ながら、梨の皮ぐらいは、うまく剥きます。おおおお氷よりよく冷えた。玉を削るとはこの事じゃろう。
百合 旅を遊ばす御様子にお見受け申します……貴客は、どれから、どれへお越しなさいますえ?
学円 さて名告りを揚げて、何の峠を越すと云うでもありません。御覧の通り、学校に勤めるもので、暑中休暇に見物学問という処を、遣って歩行く……もっとも、帰途です。