후리가나로 읽는 일본 고전
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たいくうまかん
大空魔艦
海野 十三
海野 十三의 大空魔艦(たいくうまかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 31,098자 · 63화면
なぜなら彼の丸い身体が、急にどしんと軟い白いものに当ったからである。それに落下傘の綱がうまくひっかかったものだから、それ以上、氷原を転がらなくてもいいことになった。その白い軟いものをよくよく見れば、それは大きな白熊だった。
こわい!
いや、こわくはない。その白熊は顔面をまっ赤に染めて、氷上にぶったおれていたのだ。血だ、血だ。その赤い血は、傷口からふいて氷上に点々としたたっていた。
「ああ、あぶないところだった」
毛皮を頭からかぶった真先にとんできた人間が、銃の台尻で熊の尻ぺたをひっぱたいて、嬉しそうに叫んだ。その声は、丁坊をたいそうおどろかせた。
なぜって?
なぜというに、それは紛れもない懐しい日本語だったからである。
ぱたぱたと続いてかけつけた同じような服装の人が五六人みな銃を手に握っている。この人たちのお蔭で、丁坊に喰いつこうと思って氷上に待っていた白熊が射殺された。するとこの日本人たちは、あきらかに丁坊の危難をすくってくれたことになる。
「おじさん、白熊をうってくれてありがとう」
と丁坊が大声で叫ぶと、かけつけた人たちはふりかえって愕きの眼をみはった。