후리가나로 읽는 일본 고전
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だいのうしゅじゅつ
大脳手術
海野 十三
海野 十三의 大脳手術(だいのうしゅじゅつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,185자 · 31화면
私は狂犬のように横町から飛出していって、いきなり教授の腕を捉えた。それから教授をずるずると横町へ引張りこんだ。それから隠し持ったる小刀で、教授のズボンを下から上へ向ってびりびりと引裂いた。そして教授の長い脛をズボン下から剥き出すと、商売ものの懐中電灯をさっと照らしつけて、教授の毛脛をまざまざと検視した。
「うわっ、た、助けてくれ」
教授は教授らしくもない大悲鳴をもって、このとき助けを求めた。さあ、たいへん。忽ち人の波が私たちの方へ殺到した。これはしまったと、私は提灯も懐中電灯もそこに放り出すと、一目散に暗い小路を突切って、いよいよ暗い方へ逃げ出した。
逃げながらも、私は朗かであった。どうかと疑った瀬尾教授のズボンの下には、私が忘れることの出来ないあの売払った脚が発見されなかったのである。すると瀬尾教授は、私の血眼になって探している男ではない。
それはいいが、一向姿を見せない彼の仇し男は一体誰であろうか。どんな顔をしている男だろうか。
無間地獄
這々の体で逃げ出した私は、さすがに追跡が恐しくなって、その夜は鳴海の家を叩いて、泊めて貰った。
鳴海は、私から事情を聞いて、その乱暴をきつく戒めた。