후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,722자 · 286화면
この逆乗りで納まり返った道庵。
二十四
武州沢井の机竜之助の剣術の道場の中で、雨が降る日には、与八が彫刻をしています。
海蔵寺の東妙和尚が彫刻に妙を得ていたものですから、それを見様見真似に与八が像を刻むことを覚えてしまいました。
与八のきざむ仏像――実は菩薩は大抵お地蔵様に限られているようです。お地蔵様以外のものを刻んだのを見たこともないし、また刻めもすまいと思われる。そのお地蔵様も、木よりは石が多いのです。
ともかく、ひまに任せてはこうしてお地蔵様を刻んでいるから、その作り上げた数も少ないことではあるまい。これは皆、しかるべき需要者があってする仕事で、これだけでもけっこう商売になりそうですが、与八はこれで金儲けをしている様子もありません。
与八さんの刻んだお地蔵は相好がいい……と人が賞美して、註文がしきりに来る。
また、与八さんのこしらえたお地蔵様は功徳がある……といって依頼者がつづいて来る。そういうわけで、それからそれと、与八にお地蔵様を刻ませることになったのですが、それを与八が引受けて、山の仕事と、畑と、水車と、子守と、学校との余暇、雨の降る日などを選んでとりかかる。