일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,722자 · 286화면

아오조라 문고

死んだ子を行くところへ行かしめたい親の慈悲。与八さんの刻んだお地蔵様が、賽の河原でわが子を救うという。

与八もこのごろ一つ助かることは、お松が来てくれたので、まず児を育てるの心配がなくなったこと。お松は、郁太郎と登を両手に抱えて、かたわら与八の仕事のすべてに後援を与えている。幸いに、近所から子守も来てくれるし、たのめばいつでも人手が借りられる。剣術の道場は、いつか知らず寺小屋となり、学校となり、与八の製作場となる。

無心で与八が地蔵を刻んでいる時、どうかすると、ふいと気がさして道場の武者窓を見上げることがある。そこから、誰か顔を出しているようでならぬ。

誰というまでもない、それは女で――

「与八さん、郁坊は無事ですか」

と恨めしい声。

その時に与八は、郁太郎の母お浜の面影を思い浮べるのです。どうも、こうして仕事をしている与八のてもとを、お浜が武者窓からのぞいているような気がしてならないのです。

そういう時に与八が悲しい思いをする。もろもろの罪業が、みんな自分を中に置いてめぐるように思い出す。この罪業のためには、持てる何物をも放捨して、答えなければならないという心に責められる。